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「痛い!」
肩にいきなり激痛が走る
原因や対処法

突然肩に激痛が・・・その原因は?

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朝起きたときや寝ているときに肩に激痛が走ると、何が原因なのか不安になってしまいますよね。以前から痛みがあった人は、四十肩や五十肩などの肩の炎症が原因の可能性があります。しかし、前触れもなく突然肩の痛みに襲われたときは、全く別の病気の可能性が...。肩内部で結晶ができる「石灰沈着性腱炎」という肩の病気をご存知でしょうか?

〈肩の内部に石灰ができる「石灰沈着性腱炎」〉
病名の中に「石灰」という言葉が入っていますが、実際に石灰、つまり炭酸カルシウムが入り込むわけではありません。簡単にいうと肩の内部で結晶ができて炎症を起こす病気のことです。「石灰性腱炎」とも呼ばれています。肩にある腱板と呼ばれる部分にリン酸カルシウムという成分が結晶化したものが生まれ、炎症などの反応を起こしたり、どこかに入り込んだりすることで痛みを起こさせます。痛みの期間は1〜4週間、長いと6ヶ月以上痛みを抱える人もいます。

この炎症の怖いところは、痛みが出るその日まで全く予兆がないこと。炎症が起きたときに初めて、痛みや肩の違和感が生じるのです。また、結晶化することに何かしらの原因があるのであれば避けることができますが、なぜ結晶化するのか原因がわかっていません。「痛みの大きさ=結晶の大きさ」というわけではないところも不思議な病気です。

肩が痛くて眠れない!そんな時に試したい対処法

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石灰沈着性腱炎に限らず、いきなり激痛が肩を襲うことは十分考えられます。しかし、病院も開いていない夜に肩の痛みが走ったときにはどうすればいいのでしょうか?自宅で試すことができる対処方法をご紹介します。

〈とにかく動かさない〉
痛む肩を動かさず安静にすることが重要です。無理して肩を動かすなど、肩に負担をかける行為は悪化させる原因にもなります。また市販薬として販売されている痛み止めを服用してみるのも、一時的な応急処置としては有効です。

〈湿布はあまり効果がない?〉
肩こりや痛みを緩和してくれるグッズとして知られている湿布には、冷感タイプや温感タイプ、さらには塗る湿布など様々なタイプの湿布があります。しかし冷感タイプはメントール成分でひんやり感を与えているだけ、温感はトウガラシ成分で温かく感じさせるだけにすぎません。そのため一時的な応急処置や常に温めたり冷やすことができない状態であれば、湿布も有効ではありますが、お水やお湯で冷やしたり温めたりすることができるのであればそちらの方がお勧めです。また、湿布が肌に合わない場合はただちに使用を中止しましょう。

〈自己診断を過信しないように〉
病院に向かって予約をして待合室で待つ...。わざわざ仕事や予定を調節して時間を作るのは確かに一苦労ですが、決して自己診断を過信しないでください。四十肩・五十肩だと思っていたところ、実は全く違う病気だった、というケースもありえます。「激痛」と感じるほどの痛みであれば、なるべくプロの助けを借りましょう。

20代・30代だから大丈夫、と思ってはいけない!

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20代30代はこのような肩の痛みとは無縁...と考えていないでしょうか?実は20代や30代でもひどい肩の痛みに悩んでいる人は多くいます。というのも、パソコンなどの普及により四十肩・五十肩になる若い人が増えているのです。40代、50代でなるから四十肩・五十肩と名付けられましたが、今は一概にそうも言えないということですね。
四十肩・五十肩は通称で、ちゃんと「肩関節周囲炎」という名前を持っています。肩関節周辺の筋肉が炎症や断裂することで、痛みを伴った症状でてくる状態のことです。普段から運動が不足しがちな人に多く、肩がズキズキと痛くなったら若い人でも四十肩の可能性を考えてみてください。
四十肩・五十肩になってしまうとひどい激痛が伴います。困る前にストレッチを取り入れ、予防をしておきましょう。

〈四十肩・五十肩を予防するストレッチ〉

【壁を使ったストレッチ】
場所を選ばずに壁があればできるストレッチの方法です。
1. 壁に向かって立ち、肘を90度に曲げて手のひらを壁に当てます。
2. 手のひらの高さをそのままにしゃがんだり正座したりして、腕立て伏せをします。

【デスクでの仕事中にできる肩骨剥がし】
肩こり予防として有名な肩甲骨剥がしですが、名前を聞いたことある人も多いのではないでしょうか。肩甲骨とは肩と腕をつないでいる骨のこと。姿勢が悪い人や肩こりがひどい人は肩甲骨周りが非常にこっている可能性が高いです。デスクでもできる肩甲骨剥がし方法をご紹介します。

1. 頭をまっすぐの状態から真横にゆっくりと倒します。このとき視線はまっすぐに前を向きます。
2. 倒した状態で20〜30秒ほどキープします。
3. キープしたらまた視線はまっすぐなまま一度正面に戻し、反対側に倒します
4. 左右行ったら、1をした状態にして今度は目線を肩に向けてください。

デスクワークで行える仕事が増えた分、仕事内容としても時間的な余裕としても運動する機会が減ってきました。そのため昨今は高年齢の方がかかるような、肩こりや腰痛などが若年層にも起こるようになったのです。「まだ自分は若いから」というのは、通じなくなっているため、運動不足を感じたらスキマ時間だけでもストレッチなどの軽い運動を行うことが、肩の激痛のようなトラブルを防ぐポイントですよ。

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