妊婦とむくみ
むくみとは、顔や手足などの末端が体内の水分により痛みを伴わない形で腫れることをいいます。
妊娠中、体のむくみで悩んだことはある人は多く、約半数の妊婦さんが妊娠によるむくみを経験しています。
対策で最も多かったのは塩分を控えること。その他むくみ専用の靴下やマッサージ、足を高くして寝る、カリウムの多い食品をとることなど、色々な対策法があります。
・妊婦のむくみの原因
妊娠中はおなかの赤ちゃんを育てるため、血液量が増加し、血圧も高くなりがちで、特に腎臓に負担がかかります。
すると、血液が心臓に戻りにくく、脚など心臓から遠い部位が特にむくんでしまうのです。
また、子宮が下半身の血管を圧迫することも原因のひとつであると言われています。
・整体からみた妊婦のむくみ
やはり整体からみても腎臓の機能低下が原因でむくみが起こると考えられます。
妊娠するとお腹が大きくなり、羊水が増え腎臓が下垂し後方にゆがんできます。
この位置異常が腎臓の機能低下を引き起こす原因だと考えられます。またお腹が大きくなるにつれて、腎臓と深く関係する大腰筋という筋肉が収縮します。この大腰筋の緊張も腎臓が機能低下を起こす原因の一つだと考えられています。
もともと人間は約70%が水分でできています。
しかし、正常で健康と言われる状態ではただ水分があるだけでなく、その水分の運用がうまくいかなければなりません。
その運用のうまくいっていない最たるものがむくみです。
特に心臓から遠い足のむくみが顕著にでます。
妊婦さんは赤ちゃんにも栄養を運ばなくてはなりませんし、赤ちゃんが使った老廃物を排除しなくてはなりません。
この老廃物を取り除く機能を持っているのが腎臓になりますので、腎臓が位置異常を起こし機能の低下を起こすと、むくみがひどくなるのです。
体調によってむくみの出方も違うと思います。
その違いというのが腎臓が働いているのか、働けていないのかの違いなのです。
整体で腎臓の機能を正常に戻すだけでもむくみが改善する妊婦さんが大勢来院されています。
むくみだけでなく、妊娠後期になると腎臓にとても負荷がかかり、ネフローゼ、妊娠中毒症、痔などの症状が出る妊婦さんも多くなりますが、こういった症状も元はというと腎臓の機能低下が絡んでいることがとても多いのです。
むくみは腎臓が疲労しているサインです。機能が低下してしまうと赤ちゃんの老廃物の回収率も低下してしまいます。
赤ちゃんの為にもお母さんの体調を取り戻すことが最善です。









