尾骨の痛みについて

特徴

どのようなものか

お尻の真ん中らへんに違和感がある、長い時間座っていられない、座るだけで痛い、あおむけでも尾骨が当たると痛む、立っててジンジンする、触ると激痛が走る。
また、めまい、吐き気、集中力減少、頭痛、寒気、なども起こる事がある。

どのようなものがあるか

・尾骨のゆがみ：尾骨がゆがむことで骨盤周りの筋肉や靭帯に影響が出て骨盤自体がゆがんでしまいます。

・内臓の関連痛：胃や十二指腸などの消化器系に負担がかかると、関連痛として尾骨に痛みが出てくることがあります。この場合、尾骨をいくら治療しても痛みは消えません。

・尾骨の骨折：尾骨は小さく、尻もちなどで折れやすいのです。骨粗鬆症の方だとかなり危険です。尾骨は終糸という脊髄神経の終着点になっているので、症状としては、いろいろなものがあらわれます。

どのような治療があるか

尾骨の変位は肛門から指を入れて矯正するやり方もありますが、実施しているところは珍しい。一般的に尾骨を手術することはあまりなく、保存療法が多い。

原因

尾骨に付着する終糸が体全体に影響を与える。終糸がねじれたり引っ張られることで脊髄神経に負荷がかかり全身のだるさや、頭痛、めまい、吐き気をもよおす。尾骨に付着する筋肉や靭帯が緊張し、骨盤のゆがみをつくる。

整体からみた治療

尻もちをついての骨折のような外傷は処置しにくい。
症状の改善はできても繰り返してしまうパターンになるかもしれない。
尾骨の変位や関連痛に関しては、体の大きなゆがみからくるものが多いので、体の機能を高める事により症状は改善してきます。