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外反母趾の痛み

特徴

どのようなものか

足の親指が外側(小指側)に曲がってしまう症状の総称。正確には、親指の中足骨は外側を向いていて、基節骨から先が同じ足の小指に向って変異することで痛みを伴う疾患。外反が進むと示指・中指の底に入り込んでしまいタコを作る。最初は靴を履いたときに痛む程度だったのが、進行すると立っているだけで痛みます。男女比は1:10で、女性に多く発症し、ハイヒールなどで誘発する。また、内反小指と言われる、小指が親指の方に曲がっていくこともある。先天性の進行性骨化性線維異形成症も200万人に1人の難病である。外反母指の痛みによって運動不足になり、生活習慣病を引き起こし、それによる糖尿病、肥満、高血圧、心臓病、骨粗鬆症になることも多い。構造的にも、側彎症や骨盤のゆがみ、股関節・膝関節・足関節のバランスが崩れることにより歩行困難になる。

どのようなものがあるか

4つの段階に分けられる。
可逆期(代償期):親指の外反が、揉んだりするともとに戻る状態。
拘縮期(非代償期):靭帯が固着し、痛みをもとに戻らない状態。
進行期(悪期):外反が体重をかけるだけでより外に曲がって行く状態。
終末期:親指が他の指に重なり、脱臼した状態。
種類としては主に4つある。
単純型外反母趾、開張足型外反母趾、バニオン型外反母趾、病変性外反母趾などがある。

どのような治療があるか

基本的には特に治療せずに日常生活を気を付けるように指導する。窮屈な靴は履かない、足底板を使う、減量、長時間の立位・歩行は避ける・・・など
装具などもあるが四六時中付けているのは辛いものだ。
手術では筋肉を移動させる手法がオーソドックス。
現在ではテーピングが最も負担が少なく効果が多いように見える。

原因

原因として考えられるものとして、先天的な解剖学的問題と後天的な環境的問題が上げられる。解剖学的問題では、偏平足、中足骨の内反、腱や筋の異常などがある。環境的問題は、窮屈な履物が増えたことや床面の硬さ、家庭の生活環境が関係してくる。またリウマチや膠原病や代謝障害などで骨や関節、滑膜組織が弱く変形がおきやすくなる。

整体からみた治療

後天的問題によりバランスを崩して起ってくる外反母指には大きな効果を期待できる。症状が発症してしまうのは、バランスが崩れたことによって母指に極端に体重がかかってしまうためだ。しっかりとゆがみを整えることで体重が分散して受けられるようになるので、症状は改善していく。

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