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捻挫が長引く原因

捻挫の患部の状態

捻挫は靭帯や筋肉の損傷のことを言います。損傷した組織は出血しますので患部では内出血をおこします。この内出血は皮膚の表面に出来る傷と同じようにずっと出血しているわけではなく、血が固まってかさぶたができ止まるように時間が経つと自然と止まってきます。

患部は炎症によって熱を持ち、靭帯と筋肉の関節を支える働きが低下しているために体重をかけたり、普段通りに正常範囲内で動かそうとしても痛みがでます。これらは捻挫の一般的な症状と状態と言えます。

患部への負担

受傷時には基本的に応急処置を施します。
しかし、ついつい普段身体に良いとされる事を捻挫と言う障害を受けた時にもした方が良いと間違った認識をされている方も少なくはありません。

間違った認識とは、例えば痛みの強い急性期には患部は内出血し、腫れて熱を持っているのでこれを増悪させてはいけません。
お酒を飲むことは心拍数を上昇させて血行を一時的に良くしてしまいます。これでは内出血が治まらずに更に腫れてしまいます。

このように血行を良くすることと身体を温めることは行ってはいけません。お風呂や温泉などもその一つです。特に温泉では効能の一つに捻挫などと書かれているためにどんな時でも入れば改善すると思うかもしれませんが、それは慢性期(痛みが引いてから)のことです。

患部を温めることで血液の循環が良くなってしまいますので、急性期にはお湯に浸からずにシャワー程度ですませましょう。他にも受傷直後の患部へのマッサージなどもあまり効果的とは思えません。

筋肉は修復したがっているのに更に刺激を与えることで線維を壊してしまいます。

最適な環境

捻挫が改善するのに必要な環境は、急性期には基本的に安静、冷却、圧迫、挙上の四つがあります。それに加え、関節のゆがみの調整が必要です。

関節のゆがみ痛みが治まってからの慢性期にするものだと思いがちですが、急性期におこなう事で腫れが小さくなったり、関節にかかる負担が軽減されるので痛みが減ったりします。

また損傷した靭帯や筋肉への負荷が少なくなるために傷が修復しやすくなります。

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